2014年06月01日

血糖値と心筋梗塞の死亡率との関係

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血糖値と心筋梗塞の死亡率との関係について、ニュースサイトに記事が掲載されていました。

その記事よれば、心筋梗塞が原因で緊急入院した患者の血糖値が高いほど、その患者は急性腎障害を起こしやすいのだそうです。そして急性腎不全によって死亡率も高いということです。

これは国立循環器病研究センターの研究チームの発表したものだということで、実際の患者760人を対象に分析した結果とのこと。

血糖値が死亡率と関係しているというのは衝撃的な事実ですね。糖尿病でうまく血糖値を管理できるかどうかが、心筋梗塞時の生存率を引き上げるわけですか。

もともと糖尿病患者は心筋梗塞を起こしやすいですし、腎障害も糖尿病の代表的な合併症です。この二つが関連していることはなるほど納得できますが…。

それにしても興味深いのは、この結果が糖尿病患者に限定した研究ではなく、一般的に心筋梗塞を起こした人のデータだということです。つまり、病気ではなくても高血糖ならリスクは上昇するのですね。

普通の人でも自分の血糖値に無関心ではいられないということですよ。

やっぱり長生きしたかったら、血糖値管理には気を使うべきですね。



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Posted by ドリアン at 10:22 │糖尿病関連の話題